デプスのワームは、北海道の港ロックで「いつも投げる1軍」というより、海が少し荒れている日、濁っている日、夜に魚へ気づかせたい日に強いです。

逆に、澄んだ港内で小さいソイがついばんでいるだけの日に、ずっと強いシルエットを投げ続けると空振りしやすい。ワームが悪いというより、出す日が違うんです。

最初に言うと、初心者が1袋目に買うなら小さめで扱いやすいワームのほうが楽です。デプスは、少し慣れてから「今日は強く見せたい」と思った日に足すほうがハマります。

デプスを出す日

  • 濁りが入った日。魚に見つけてもらう力が欲しいので、シルエットと水押しが役に立ちます。
  • 夜の港内。常夜灯の外側、暗い岸壁、少し深い足元で「ここにいるぞ」と見せたいときに出番があります。
  • 小さいワームで無反応の日。弱くしても触らないなら、逆に大きく見せたほうが食うことがあります。
  • 根まわりを短く打つ日。遠くへ流すより、狙った穴、壁際、敷石の上を短く通す使い方が向きます。

小さく食わせるワームではなく、気づかせるワーム

港ロックでよくある失敗は、反応がないからとりあえず強いワームへ替えて、そのまま何十分も投げ続けることです。魚が近くにいて、濁りや夜でワームを見つけにくいならデプスは効きます。けれど魚が浅いところに薄く散っているだけなら、強すぎて見切られる日もあります。

デスアダーリザードやクロー系のように、シルエットやパーツで押せるワームは、港の壁際、敷石、ケーソンの穴、常夜灯の明暗の外側で使いたいです。広く探るより、ここに魚がいるはずという場所へ入れて、2、3回動かして止める。そこで触らなければ、場所かサイズを変えます。

港で使うなら、テキサスかジグヘッドから

根が粗い場所なら、まずはテキサスリグ。オフセットフックで根をかわしながら、底へ落として、2、3回動かして止めます。リフトを大きくしすぎるとワームだけ目立って魚が追いにくいので、最初は短い移動で十分です。

壁際や足元の明暗なら、少し重めのジグヘッドでまっすぐ落とすのも使いやすいです。落としている途中で食う日もあります。底をズルズル引くより、壁のそばを縦に見せる感じです。

濁りの日

黒、グリパン、濃いめの色を先に投げます。水が濁っているときは、魚に見つけてもらえないと始まりません。

夜の常夜灯まわり

明るい輪のど真ん中より、少し外側。クロソイが浮く日でも、強すぎるなら小さく落とします。

穴・壁際・敷石

長く引かず、狭い場所へ入れて止める。根に入った魚へ近くで見せる使い方が合います。

下げる日は、早く下げる

デプスを投げて反応がない日でも、魚がいないとは限りません。澄んだ港内で小さいアタリだけ出る、ワームの尻だけ触る、何度も追ってくるのに食い切らない。そんな日は、ワームを小さくして、動きを弱くしたほうが早いです。

強いワームを投げると、釣りをしている側は「攻めている」気分になります。でも、港ロックは強ければ勝ちではありません。魚の口が小さい日、ガヤや小ソイがついばんでいる日、潮が止まっている日は、デプスを下げるほうが釣りが続きます。

ラインとフックは少し余裕を持つ

大きめのワームを根まわりへ入れるなら、細すぎるラインや小さすぎるフックはしんどいです。ワームだけ強いのに、フックが合っていないとズレるし、根に触った瞬間に全部が雑になります。

港内のクロソイなら強すぎる道具はいりません。ただ、濁りや夜に根の近くへ入れるなら、リーダーとフックだけは少し余裕を持たせたい。釣れたあとではなく、掛ける前から足元までの流れを考えます。

買い足すなら、役割を決めてから

デプスは「とりあえず全部の港で投げるワーム」ではなく、濁り、夜、根まわりで強く見せたい日の箱に入れるワームです。弱い波動のワーム、小さめのグラブ、フック、ラインがまだ揃っていないなら、先にそちらを固めたほうが釣りは楽になります。

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デプス公式で現行品を見る

サイズやカラーは変わることがあります。買う前は、公式の商品ページで現行ラインナップを見てから選んでください。

デプスのワームは、強いです。だからこそ、いつでも強く投げるより、強さが必要な日に出したい。濁り、夜、根まわり。そこに当たったときだけ、箱から出す。そういう使い方のほうが、北海道の港では長く付き合えます。