夜の北海道でロックフィッシュをやっていると、一匹目より先に「今日は何を結ぶか」 が勝負になる夜があります。
風だけが冷たく抜け、港の壁際は静かなのに、足元の敷石の奥だけ妙に気配がある。そんな夜は、ワームを一つ替えただけで海の返事が変わります。逆に、合っていない一袋を引きずると、二時間がそのまま抜けていきます。
2017年の釣行ログを掘り起こして並べ直してみると、最後まで残っていたのは「その時だけたまたま釣れたワーム」ではありませんでした。一投目を任せられる形、底で食わせ切れる形、渋い夜をこじ開ける形。そういう、役割がはっきりしたワームばかりです。
ワーム選びそのものの考え方は、先に 北海道ロックフィッシュのワーム選び入門 にまとめています。こちらではその一歩先、実際に魚を連れてきた具体ワームを、どの場面で切るか に集中します。
この実績ワーム記事の読み方

ここに並べる11本は、単なるお気に入り一覧ではありません。港で一投目を入れるとき、テトラの穴を撃つとき、食い切らない夜をほどくとき に、実際に登場回数が伸びたワーム達です。
読み方はシンプルです。まずは「どのワームが偉いか」ではなく、今夜やりたい釣りに近いか で見てください。横に探りたいならシャッド系、底を強く叩きたいならクロー系、食い渋りをねじ込みたいならピンテールや細身系。そこが合えば、銘柄の相性は一気に見えます。
このページは「選び方の教科書」ではなく、実戦カタログ です。考え方の基礎は 1890、根掛かりを減らすリグの整理は 北海道ロックフィッシュの根掛かり回避リグ入門 に分け、こちらは具体例で腹落ちさせます。
まず持つべき5本と足すべき6本

北海道の港と防波堤でロックフィッシュをやるなら、まずは パワーシャッド、バグアンツ、スーパーグラブ、HAZEDONG、ワンナップシャッド の5本が軸になります。
この5本で「広く探る」「底で食わせる」「夜に波動で寄せる」「渋い魚に口を使わせる」「少し強く見せる」をひと通り回せます。そこに、グラスミノーL、ベイトフィッシュリンガー、AIR BAIT、キッカーバグ、ダブルモーション、パワーバルキーホッグを足すと、魚がいるのに噛み合わない夜の微調整 が効くようになります。
| 役割 | まず持つワーム | 向いていた場面 |
|---|---|---|
| 広く探る | パワーシャッド 4inch | 港内、常夜灯まわり、ベイト感がある夜 |
| 底で食わせる | バグアンツ | 穴、際、敷石、冬の拾い釣り |
| 夜に寄せる | スーパーグラブ | 風が少しある夜、流れが効く角、ただ巻き |
| 渋い魚をほどく | HAZEDONG 4inch | 一投目、クリア寄り、プレッシャーがある港 |
| 少し強く見せる | ワンナップシャッド | ブレイク、沖の根、リフト&フォールで見せたい時 |
- 一投目の安心感 を優先するなら、HAZEDONG とパワーシャッドが先です。
- 冬の一匹 を拾いたいなら、バグアンツとキッカーバグが先です。
- 夜の港で手返し良く回したい なら、スーパーグラブとグラスミノーLが便利です。
- 同じ場所で見切られたあと は、ベイトフィッシュリンガーや AIR BAIT が効きます。
Megabass HAZEDONG 4inch

最初の一投を誰に任せるかと聞かれたら、2017年の自分はかなり高い確率で HAZEDONG 4inch を結んでいました。細身で余計に暴れず、でもテールの余韻はしっかり残る。魚の気配を散らさずに、最初の返事だけを取りにいく には本当にちょうど良かったワームです。
太い波動で探すというより、壁際、船道の肩、テトラの頭ひとつ分外を丁寧に舐めるイメージ。水が澄んだ港でも使いやすく、ショートバイトを弾きにくい柔らかさも大きな武器でした。いわゆる「釣れるワーム」は沢山ありますが、ビビらせずに喰わせる速度感 がこのワームの強さです。
- 向いていた場面 は、港に着いた直後の様子見、クリア気味の夜、食うレンジだけ浅く浮くクロソイです。
- 強かった操作 は、軽めのリグで底を切り過ぎないズル引きと、小さなリフト&フォールです。
- 弱点 は、強風や濁りで存在感が欲しいとき。そういう日はパワーシャッドやワンナップへ寄せた方が早いです。
実釣ログとしては、噴火湾・大岸漁港で数を伸ばした夜 や、小樽高島・祝津の雪夜ロック のような、魚はいるのに派手な波動で崩したくない場面が分かりやすいです。
ECOGEAR パワーシャッド 4inch

パワーシャッド 4inch は、北海道ロックフィッシュで一度は必ず通る王道です。ECOGEAR 公式でも、逆三角形のテールと張りの強いマテリアルが強いウォブリングを生み、広範囲のフィッシュイーターに気付かせると整理されています。実際、魚の位置を探る仕事 はとても上手いワームでした。
港内のベイト感が強い夜、常夜灯の明暗、少し沖のブレイク。そういう「横に見せた方が早い」場所では、本当に手が早くなります。ジグヘッドでただ巻きするだけでも形になるし、少しレンジを入れて引いてきても破綻しにくい。初心者でもアクションを崩しにくい のが大きいです。
- 向いていた場面 は、クロソイの回遊待ち、ベイトを追う夜、壁際から少し離れたラインです。
- 強かった操作 は、ジグヘッドのただ巻き、軽く当てて止める、テンポ良くレンジを刻む釣りです。
- 切り替えどころ は、魚が触るのに乗らない時。そこからは HAZEDONG やバグアンツに落とすと答えが出やすいです。
新虫田漁港でマゾイを引っ張り出したログ のように、「今日は横の釣りで間に合う」と判断できる夜で特に強さが出ます。
SAWAMURA ワンナップシャッド

ワンナップシャッド は、パワーシャッドより少し艶っぽく、でも HAZEDONG よりは明確に見せられる立ち位置でした。ボディのプルプル感とテールの押しが強く、ただ巻きよりも リフト&フォールで食わせる間 が気持ち良いワームです。
港内だけでなく、沖の根やブレイクにリグを送り込んだあと、持ち上げて落とす時に答えが出やすい。魚へ少し大きめに存在を伝えたいのに、クロー系ほど底ベッタリにはしたくない。そんな中間の場所で出番が増えました。
- 向いていた場面 は、少し沖の沈み根、深めの堤防際、マゾイやシマゾイが差す夜です。
- 強かった操作 は、リフト幅を大きく取りすぎない小刻みなフォール主体の釣りです。
- 使い分け は、HAZEDONG で弱すぎる、パワーシャッドで押しすぎる、その中間を埋める一手です。
実釣の空気が伝わりやすいのは、余市で良型が出た夜のログ と、小樽高島岬の初夏ナイトロック です。
ゲーリーヤマモト スーパーグラブ

スーパーグラブ は、グラブの王様と呼ばれるだけあって仕事が広いです。ゲーリー公式でも、肉厚テールが強い生命波動を出し、ボディリブがキャストしやすさにも効くと整理されています。北海道の夜では、その強みがそのまま ナイトゲームの押し に変わりました。
ジグヘッドでも、軽めテキサスでも、流れの角を舐めるだけで尻尾が仕事をしてくれる。港の明暗を少し外したラインや、風が当たって水が動く面ではとくに楽です。操作が単純なわりに結果が出やすいので、初心者が「ただ巻きで釣る感覚」を掴むのにも向いています。
- 向いていた場面 は、夜の港内、少し濁った水、風で水面がざわつく時です。
- 強かった操作 は、一定速度のただ巻き、底を切るスイミング、フォールを混ぜた巻きです。
- ハマる魚 は、クロソイだけでなくハチガラやガヤの反応も拾いやすいです。
空気感が近いのは、新虫田で穴場を拾った夜のログ。反応を早く見たい夜に、やはりこの手のグラブは強いです。
ECOGEAR グラスミノーL

グラスミノーL は、シャッドテール系の中でも「強すぎない」のが魅力でした。ECOGEAR 公式でも、幅広い魚種に効くベイトフィッシュ系の振動が持ち味とされていて、北海道の港ではその自然さがそのまま武器になります。
パワーシャッドほど押し切らず、HAZEDONG ほど細くもない。だから、ベイトは見えるのに強い波動だと浮きすぎる夜 にちょうどいいです。テキサスで底をかすめてもいいし、軽いジグヘッドで中層を長く見せても形になります。
- 向いていた場面 は、チカや小イワシが絡む港、初夏から秋の夜、潮が軽く動く面です。
- 強かった操作 は、一定速のただ巻きと、着底直後の短い巻き出しです。
- 使い分け は、パワーシャッドよりナチュラルに見せたい時の一段落とした選択肢です。
高島岬の初夏ナイトロック や、新虫田で一投目の34cmが出た夜 では、自然なシャッドシルエットの価値がよく出ています。
Bait Breath ベイトフィッシュリンガー

ベイトフィッシュリンガー は、フィッシュテールの抜け感とリングボディの水噛みが同居しているのが面白いワームでした。見た目は控えめなのに、巻いても落としてもちゃんと存在感が残る。魚を驚かせず、でも見落とさせない バランスが良いです。
とくに秋のベイト感が出るタイミング、風が落ち着いた港、少し繊細に寄せたい時にハマりました。ワームだけを見ると地味ですが、海の中では程よく効く。派手なシャッドで一度流したあと、同じラインを一段落として通す二投目にも向いています。
- 向いていた場面 は、秋の港、岩内や噴火湾のようにベイトが絡む夜です。
- 強かった操作 は、軽い巻き、底すれすれのスイミング、軽い跳ね上げからのフォールです。
- 位置づけ は、パワーシャッドと HAZEDONG の中間に置ける繊細寄りの一本です。
実釣ログは、岩内港で新製品がハマった夜 と、台風後の噴火湾ロック が分かりやすいです。
VAGABOND AIR BAIT 4inch

AIR BAIT 4inch は、底で止めた時の余韻がとても良いワームでした。後部に空気を溜める構造で、着底姿勢に少し浮き感が出る。だから、ただ沈めて終わりではなく、底で見せる時間を長く取れる のが強みです。
魚がいるのに追い切らない夜、触るのにフックアップしない夜、風も潮も弱くてテンションが切れそうな夜。そういう日にテキサスで入れて、底で一呼吸置いて、そこから小さく動かす。派手なワームではないですが、拾いにいく釣りにはかなり効きました。
- 向いていた場面 は、低活性、底ベタ、穴や際の一点を丁寧に撃つ時です。
- 強かった操作 は、着底後のステイ、短いズル引き、テールを残すイモ的な使い方です。
- 覚えておきたい点 は、魚を寄せる力より、最後に口を使わせる力で光ることです。
雰囲気が近いのは、新虫田で一投目からクロソイが出た夜 と、余市で惜しい魚を追った夜。魚がボトムに張り付くほど、良さが出やすいです。
EVERGREEN キッカーバグ

キッカーバグ は、「ここは絶対に底で食わせたい」と腹を括った時に結ぶワームでした。エバーグリーンの案内でもテキサス、ヘビーダウンショット、キャロからノーシンカーまで守備範囲が広いとされていますが、北海道ロックで特に光るのはやはり 重めテキサスで底を叩く使い方 です。
磯際の穴、消波ブロックの隙間、港の際に沈む根。そういう場所でズル引きよりも「落として、聞いて、外して落とす」を繰り返すと、突然ゴリッと来る。ソイの重量感あるバイトを引き出す力 が強いワームです。
- 向いていた場面 は、海藻が薄くなった後の冬、穴撃ち、ブレイクの頭です。
- 強かった操作 は、7g 以上のテキサスで底を叩き、外して落とすことです。
- 出しどころ は、バグアンツよりボリュームを上げたいが、ダブルモーションほど強すぎたくない時です。
夏枯れ気味の夜に尺ソイを引っ張ったログ のように、底を丁寧に詰めた時の破壊力があります。
EVERGREEN ダブルモーション

ダブルモーション は、キッカーバグよりも一段アピールを上げたい時のカードです。エバーグリーン公式でも、ハンドとダブルカーリーが水を激しくかき回し、落ちパクも狙いやすいクローとして整理されています。ロックフィッシュでは、その強さがそのまま 荒れ気味の夜の押し になりました。
ボトムで止めるだけでなく、持ち上げた時にも存在感が出るので、少し濁った水や風で波が出る面で強い。逆に、澄みきって魚が神経質な夜は強すぎることもあるので、キッカーバグやバグアンツへ戻す判断が必要です。
- 向いていた場面 は、濁り、風、やや荒れた海、沖めのブレイクです。
- 強かった操作 は、テキサスでのフォール主体、ジグヘッドでの縦の誘いです。
- 切り替えどころ は、キッカーバグで反応が弱い時に、さらに水押しを足したい場面です。
実釣ログは 新虫田の穴場を拾った夜 が近く、底もの相手に「もう少し見せる」意味がよく分かります。
Berkley パワーバルキーホッグ

パワーバルキーホッグ は、クロー系の見た目なのにスイミングでも反応を出しやすい、少し異色のワームでした。Berkley 系のホッグは本来かなり汎用性が高く、底だけでなく横の動きも受け持てます。北海道ロックでは、その器用さがありがたいです。
バグアンツほどコンパクトに寄せず、ダブルモーションほどアピールを振り切らず、少し大きく見せながら横にも使える のが魅力。余市のように、底を這わせたいけれど時々泳がせた方が魚が追う場面で便利でした。
- 向いていた場面 は、深さがある港、流れが少し出る面、サイズを上げたい夜です。
- 強かった操作 は、着底後のズル引きと、短い巻き上げを混ぜることです。
- 立ち位置 は、クローとシャッドの間にある「強めの中間」です。
余市で良型が続いた夜 は、この系統の「底だけで終わらない」良さが見えやすいログです。
ECOGEAR バグアンツ

最後に残る一本を挙げるなら、やはり バグアンツ は外せません。ECOGEAR 公式でも、扁平ボディと複雑なレッグ、大きなパドルが底でしっかりフレアし、強い存在感を出すと整理されています。北海道ロックでそれを言い換えるなら、底を取った瞬間から魚に見つかりやすい ワームです。
しかも、ただ強いだけではありません。サイズの選択肢が広く、2inch から 3inch へ上げるだけでも印象を変えられる。カラーも多い。コスパも高い。だから、ワームケースの奥にいるのに結局いちばん投げる、という事態が起きやすいです。
- 向いていた場面 は、冬の一匹、穴撃ち、敷石、消波ブロック、港の際です。
- 強かった操作 は、一度底を取り、二回ほどリフトしてフォールさせる釣りです。
- サイズ感 は、渋ければ 2inch 寄り、やや強く見せたいなら 3inch 寄りで考えると使い分けやすいです。
実釣ログは、小樽で初めて釣らせた夜、豪雪の高島でダウンショットが効いた夜、余市へ走って拾い切った極寒夜 が特に分かりやすいです。
季節ごとに残りやすかったワーム

2017年のログを季節で見直すと、はっきり傾向があります。春から初夏は、魚がまだ浅場の変化へ差してきて、グラスミノーL や ワンナップシャッド のような横の釣りが効きやすい。夏はナイトゲームの比重が上がり、スーパーグラブ と HAZEDONG が強い。秋はベイト寄りで ベイトフィッシュリンガー や パワーシャッド が前へ出てきます。
冬に入ると、一気に底の釣りが太くなります。キッカーバグ、ダブルモーション、バグアンツ のように、底で見せて食わせるワームの比重が上がる。もちろん海の状況で前後しますが、この大きな流れはかなり再現性がありました。
- 春〜初夏: グラスミノーL、ワンナップシャッド、パワーシャッド。
- 夏の夜: スーパーグラブ、HAZEDONG、バグアンツ。
- 秋: ベイトフィッシュリンガー、パワーシャッド、グラスミノーL。
- 晩秋〜冬: バグアンツ、キッカーバグ、ダブルモーション、AIR BAIT。
「季節でこの一袋だけ」と固定する必要はありません。ただ、季節ごとに前へ出やすい形を理解しておくと、釣り場へ着いてからの迷いが一気に減ります。
リグと重さの合わせ方

ワームの良し悪しは、リグと切り離せません。北海道ロックで外しにくい組み合わせは、かなり素直です。シャッド系はジグヘッド、クロー系はテキサス、渋い細身系は軽めリグかフォール重視。まずはこの骨組みで十分です。
- パワーシャッド / グラスミノーL: ジグヘッドで横に見せる。魚の位置を探る役。
- ワンナップシャッド: ジグヘッドかやや重めリグでリフト&フォール。
- HAZEDONG: 軽めのテキサス、軽ジグヘッド、細かいズル引き。
- バグアンツ / キッカーバグ / ダブルモーション: テキサスで底を叩き、外して落とす。
- スーパーグラブ: ジグヘッドでもテキサスでも成立。夜はただ巻きが強い。
リグの詳しい選び方は 根掛かり回避リグ入門 に深くまとめています。ここで覚えるべきなのは、ワームが悪いのではなく、見せ方がズレているだけ の場面がかなり多いことです。
買う順番と最初の3パック

最初から11本全部を揃える必要はありません。むしろ、買う順番を絞った方が海で覚えやすいです。おすすめは次の順番です。
- パワーシャッド 4inch で「横の釣り」を覚える。
- バグアンツ 2〜3inch で「底で食わせる」を覚える。
- スーパーグラブ で「夜のただ巻き」を覚える。
- HAZEDONG 4inch を足して「渋い夜」を拾う。
- キッカーバグ か ワンナップシャッド を足して、底の強さか沖の見せ方を補う。
本当に最初の3パックだけ選ぶなら、パワーシャッド・バグアンツ・スーパーグラブ が最も崩れにくいです。これで横、底、夜を一通り回せます。その後に、自分がよく行く場所に合わせて HAZEDONG かキッカーバグを足すと、釣り場との相性が急に見えてきます。
ここで大事なのは、一袋ごとに役割をはっきり覚えること です。パワーシャッドで反応があるのに乗らないなら、魚は浮いているけれど追い切れていない可能性が高い。そこでサイズを落とすのか、HAZEDONG で食わせに寄せるのか、次の一手が見えます。逆に、底を丁寧に叩いても無反応なら、バグ系の出番ではなく、そもそもレンジが違うと判断できます。
買い足しは「人気だから」ではなく、今の一軍で拾えない状況を埋めるため にやるのが正解です。そうするとワームケースの中身が散らからず、釣り場で迷う時間も減ります。北海道の港は時合が短く、反応が出る窓も一瞬です。その一瞬に手が止まらない組み方をしておくと、同じ一晩でも釣果は大きく変わります。
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製品の仕様を深く見たいときは、ECOGEAR の パワーシャッド、バグアンツ、グラスミノー、ゲーリーの SINGLE TAIL GRUB、EVERGREEN の ダブルモーション も参考になります。
まとめ
北海道ロックフィッシュのワーム選びは、銘柄暗記だけだとすぐに苦しくなります。でも、どの役割を持ったワームか で見直すと、海での判断は一気に速くなります。
2017年の実績を振り返っても、最後に残ったのはやはり役割がはっきりしたワームでした。一投目の HAZEDONG、広く探るパワーシャッド、夜のスーパーグラブ、底を詰めるバグアンツ。まずはその四本を軸に、海の返事を聞き分けるところから始めるのがいちばん強いです。
そして、釣れる夜ほど「この一袋があったから立て直せた」と後から思い出します。ワームケースの中身を増やすより先に、まずは自分の一軍を決めてください。その濃さが、次の一匹に必ずつながります。
北海道のロックフィッシュは、ただ新作を追いかけるだけでは伸びません。風向き、水色、港内のベイト、魚が浮くのか底へ張るのか。その変化に合わせて 同じ一軍の中で順番を入れ替える 方が、結果はずっと安定します。この記事の11本は、まさにその入れ替えを支えてくれた実績組です。
もし次の釣行でワームケースを組み直すなら、まずは「広く探る1本」「底を丁寧に詰める1本」「夜の港を流せる1本」を入れてください。そこから一投目用、食わせ用、冬用を足していく。この考え方が身につくと、釣れるワームを探す作業が、釣れる順番を組み立てる作業に変わります。それが北海道のロックを長く楽しむための、一番強い土台になります。
FAQ
最初の一袋だけ買うならどれがいい?
パワーシャッド 4inch か バグアンツ 2〜3inch です。港内で横の釣りを覚えるなら前者、底で一匹を拾う釣りを覚えるなら後者が外しにくいです。
冬の一匹を狙うなら何を優先する?
バグアンツ、キッカーバグ、AIR BAIT を優先したいです。低水温で魚が底へ張るほど、底で見せる力があるワームが強くなります。
夜の港でただ巻きだけで使いやすいワームは?
スーパーグラブ、パワーシャッド、グラスミノーL が使いやすいです。波動の強さを変えながら回せるので、夜の港で反応の差を掴みやすくなります。
一晩で反応が止まった時は、何を基準に替える?
まずは レンジが合っているか を見直します。横で反応が止まったなら、バグアンツ や キッカーバグ で底を丁寧に詰める。底で反応が出ないなら、パワーシャッド や ワンナップシャッド に戻して少し沖と上を引く。色替えの前に、泳ぐ層とアクションを変える 方が、北海道の港では答えが早く出ます。