おはようございます。こんにちは、こんばんは。じょさなんです。忙しいわけです。はい、かなり(笑)。
この記事を書いた2017年の僕は、かなりワームに頼りきっていました。今読み返しても、偏りがすごい。だけど港ロックを続けていると、結局「よく釣れるワーム」より「釣り場で迷った時に手が伸びるワーム」が残ります。
今回は、その固定観念の塊を今の北海道港ロック目線で書き直します。新品カタログではなく、箱の中で生き残ってきた一軍の話です。釣れない日まで含めて、なぜ残っているのかを書きます。

最初に箱へ入れておく役割
- 泳がせるワーム。港内の壁際、明暗、潮がゆっくり動く時間に、魚へ見つけてもらう役です。
- 底で止めるワーム。穴、敷石、岸壁の段差、足元の影で、アブラコやクロソイに口を使わせる役です。
- 匂いで押すワーム。反応が薄い夜、食い渋り、最後の一投で気持ちを保つ役です。
- 信じすぎないこと。ワームで粘るより、サイズ、リグ、立ち位置、帰る時間を変えた方が早い日もあります。
1. エコギア パワーシャッド4インチ
中学生の頃から「白っぽいパワーシャッドを投げておけば何か起きる」と思っていました。今なら少し冷静に言えます。水面近くにベイトが見える日、港内に常夜灯がある日、岸壁沿いをまっすぐ引ける日にはかなり強いです。
ノーシンカーから重めのジグヘッドまで投げられるのがいいところ。テールがしっかり水を押すので、濁りが入っても存在感を出せます。逆に、魚が小さい港内でこればかり投げると、見に来て終わる日もあります。そういう時はグラブかピンテールへ落とした方が早いです。
2. ゲーリーヤマモト 4インチグラブ
これはもう、カーリーテールの安心感です。派手に語る必要がないくらい、港ロックの箱に入っていると落ち着きます。
無風で潮も弱い日、ワームを大きく見せすぎたくない日、初めて入る港でとりあえず魚の有無を知りたい日。そういう場面で出番が多いです。僕の中では「万能」というより、釣りのテンポを作るワームです。泳がせてもいいし、足元に落としてもいい。ワームのせいにしにくいのが強い。
ゲーリー系の港ロックでの使い方は、別記事でも掘っています。グラブを今から買うなら、先にゲーリーヤマモトのワームを港ロックで使う時の考え方を読んでから選ぶと無駄が減ります。
3. バークレイ パワーバルキーホッグ
底で強いワームです。穴、敷石、岸壁のえぐれ、ちょっとした段差。そういうところで「動かしすぎないで待つ」釣りに向いています。
アブラコ狙いで、足元に根がある。遠くへ投げるより、近い場所を丁寧に通したい。そんな時はホッグ系がやっぱり欲しくなります。派手なスイミングで見せるワームではないので、魚が浮いている日は出番が少ないです。底に魚がいる日だけ出せばいい。
4. VAGABOND エアーベイト HD
このワームは、今のラインナップで同じものを簡単に買えるかどうかは別として、僕の中では「底で小魚っぽく見せたい箱」に入っています。プレプレの棒っぽいボディ、ピンテール、弱すぎない存在感。泳がせても底でも使えるけど、得意なのは近距離です。
ワーム持ちは良くない。そこは正直に言います。でも、柔らかさで食わせるワームは、壊れやすさと引き換えに魚が触る時間を作ってくれます。根が荒い場所で無理に使い切るより、ここは食わせたいというピンで出す感じです。
5. サワムラ ワンナップシャッド
パワーシャッドが「強く泳がせる」なら、ワンナップシャッドはもう少し柔らかく泳がせる枠です。港内でクロソイを追う時、明暗の境目、足元から少し離れたブレイク、常夜灯の外側に流す時に使いやすい。
ただ、これも万能ではありません。テールの動きに頼りすぎると、魚が底に張り付いている日に空振ります。底を触りたい日はホッグ系、食わせに寄せたい日はピンテールかグラブ。ワンナップは「泳いでいるものを食わせたい日」に出すと気持ちよくハマります。
6. Megabass 本仕込・HAZEDONG
釣り場に着いて一番最初にキャストするワームは? と聞かれたら、今でもHAZEDONGと答えるかもしれません。こやつがいないとソワソワします。もう病気です(笑)。
細身で、弱くて、でも弱すぎない。小さなクロソイやガヤまで拾いながら、港内の雰囲気を知るのにちょうどいい。大物だけを狙うワームではないけど、初場所の一投目に入れると気持ちが整います。
現行品は色やサイズが変わるので、買う前に公式ページや店頭で今あるものを見てください。関連ページはMegabass HAZEDONGとHAZEDONG SHAD SWです。
7. ガルプ!パルスワーム
で、出たァ! と言いたくなるやつです。だって釣れるじゃないですか(笑)。
ガルプ液の匂いを我慢してワームをセットすると、夜のアブラコやクロソイがパクッと咥えてくれる。中学二年生の頃、この白いパルスワームで小樽の厩へ遊びに行って、35upのアブラコが釣れてしまったんです。それでロックの道にのめり込んでしまった。罪深いワームです。
ただし、最初からガルプに頼ると釣りが雑になります。魚がいる場所を探す前に匂いで押してしまうと、なぜ釣れたのかが残りにくい。僕は、反応が薄い時、最後に魚の顔を見たい時、同行者に一匹釣ってほしい時に出すことが多いです。現行のパルスワームはPure Fishing Japanの製品ページで見られます。
最初の1袋なら
4インチグラブかHAZEDONG。港内の魚の反応を見やすく、釣れない時にもワームを疑いすぎずに済みます。
夜と濁りなら
パワーシャッド、ワンナップシャッド、ガルプ。存在感と匂いで魚に気づいてもらう方向です。
底で粘るなら
バルキーホッグ、エアーベイトHD系。遠投より、足元の穴と段差を細かく打つ時に残ります。
ワームだけで釣りを決めない
こうやって並べると、やっぱり偏りがあります。僕はスイミング系と匂い系に寄りがちです。もっと小さいワーム、もっと細いワーム、もっと根掛かりしにくいリグを入れたら釣れる魚も増えるはずです。
でも、偏りがあるから釣りが組める面もあります。今日は泳がせる。今日は底。今日は匂い。今日はもう帰る。箱の中で役割が分かれていると、港で悩む時間が減ります。
根が荒い港では、ワームより先にフックとリグを合わせます。根掛かりが多いならオフセットフックの選び方、底を刻むならテキサスリグの基本、ラインで迷うならラインとリーダーの考え方から直した方が早いです。
買い足す前に、今の箱を見てください
同じ役割のワームばかり増えると、釣れない日の逃げ道がなくなります。泳がせるワーム、底で止めるワーム、弱く食わせるワーム、匂いで押すワーム。この四つがあるかだけで十分です。
次に読むと釣り場で迷いにくい記事
精進します。……と昔の僕が書いていました。今もそこは同じです。ワームは増えます。信じるワームも変わります。でも、箱の中に「自分が投げ切れる一軍」があると、港での時間はかなり楽になります。