ロックフィッシュで一番もどかしいのは、コツコツ触るのに乗らない時間です。魚が小さいだけならまだいい。問題は、ガヤなのか、クロソイが浅く触っているのか、アイナメが噛み直しているのかで、こっちの動きが変わることです。
全部を早合わせで返すと外れます。全部を待つと根に入られます。まずアタリの出方を分けます。細かく連打する、重みだけ乗る、底で押さえる。この三つで次の一手を変えると、釣りがかなり落ち着きます。
小さなアタリの切り分け
ガヤの連打は小さくして止める
コツコツと細かく連打して、ワームの尻尾だけ触ってくる時はガヤ寄りです。魚はいます。けれど、そのまま大きいワームを通しても、尻尾だけ削られて終わります。ワームを短くする、ピンテールへ寄せる、巻き速度を落とす、止める時間を作る。この順で触り方が変わります。
ガヤとエゾメバルの呼び方はガヤとエゾメバルの記事、季節感はガヤが釣れる時期へ。小型が明るい足元に固まる日は、港の際打ちで明るい側と暗い側を分けると動きやすいです。
クロソイは重みを聞いてから掛ける
クロソイの浅いアタリは、コツンより「ふっ」と重みが乗る感じで出ることがあります。ここで大きく合わせると、ワームだけ抜けます。ラインを張りすぎず、止めた直後に重みを聞く。乗っているなら短く掛ける。重みが消えるなら、同じコースを何度もなぞらず高さか色を変えます。
クロソイの季節はクロソイが釣れる時期へ。ソイ類の呼び方で迷うなら北海道のソイの種類まとめも近いです。色で触り方が変わる日はワームカラーの記事を見てください。
アイナメは早すぎても遅すぎても外す
アイナメは底で押さえる、噛み直す、違和感だけ出すことがあります。触った瞬間に強く合わせると抜けます。かといって待ちすぎると、根に潜られて外せません。底で重みが出たら、少し送って、ロッドで聞いて、重さが残るところで掛けます。荒い根なら待ちすぎない方がいいです。
北海道での呼び方はアブラコとアイナメの記事、季節はアイナメが釣れる時期へ。根に入られる場所では根掛かり回避とリフト&フォールを合わせて見ます。
フックは大きさより刺さり方を見る
乗らない時にフックを小さくするのは効きます。ただ、最初に見るのは刺さり方です。ワームが曲がっている、針先が深く埋まりすぎている、フックポイントがワームの太い場所に合っていない。この状態だと、魚が触っても掛かりません。
フックサイズはフックサイズの記事、オフセットの刺し方はオフセットフックの記事へ。細身ワームはストレートワーム、形の選び方はワーム形状の記事が使いやすいです。
小さなアタリ対策で先に足すなら。同じワームを色違いで増やすより、細身ワーム、小さめジグヘッド、サイズ違いのオフセット、予備リーダー。針とワームの姿勢を作れる道具を持っている方が、港では早く直せます。
リグを替えるのは場所が見えた後
小さいアタリがある時点で、そこには魚がいます。いきなり大きく場所移動する前に、リグを少し軽くする、シンカーとワームを離す、その場で止める、通す高さを落とす。こういう小さい修正が効く日があります。
その場で食わせるならシェイク、軽く見せるならスプリットショット、潮が止まって場所が狭いなら潮止まりの記事へ。潮位で足元の深さが変わるなら満潮・干潮の記事も先に見ます。
触る場所が変わらないなら動く
ワームを短くしても、止めても、フックを直しても、同じ小さいアタリだけなら、その場所の魚が小さい可能性が高いです。そこは捨てなくていい。起点にします。明るい側から暗い側へ、足元から一段深い側へ、港内奥から港口側へ。数メートルでも立ち位置をずらすと、魚のサイズが変わることがあります。
反応が消えた時は釣れない時の移動判断へ。ハチガラなど根まわりの魚を意識するならハチガラの記事も読んでください。
夜は手元より足元が先
小さなアタリに夢中になると、夜の護岸でしゃがみ込んだり、ライトを魚に向けたまま足元を見なくなります。これは危ないです。手元作業が増える日は、夜釣りライトの記事で足元用と手元用を分けておきます。
出発前は海上保安庁の釣り安全情報と夜釣りの安全情報、気象は気象庁の警報・注意報と海上警報、潮は気象庁の潮位表、道内のルールは北海道のフィッシングルールとマナーを見ます。
FAQ
小さいアタリは全部ガヤ?
全部ではありません。ガヤの連打もありますが、クロソイが浅く吸っている時や、アイナメが底で噛み直している時もあります。アタリの強さより、連打なのか重みなのかを見ます。
ワームを小さくすれば解決する?
ガヤ寄りなら効きます。ただ、クロソイやアイナメ狙いで小さくしすぎると、サイズを選びにくくなります。まず刺し方と止め方を直し、それでも尻尾だけ触るなら小さくします。
合わせは強い方がいい?
夜の港で毎回大きくあおる必要はありません。重みが乗るまでは短く聞く。乗ったら掛ける。根が荒い場所だけは、待ちすぎず早めに外へ向けます。