こんにちは、こんばんは!
おはようございます、じょさなんです。
皆さん、お正月の大きなお買い物は済ませましたでしょうか?
2018年、年始めの大きな買い物と言ったら…釣具!ですよね?
僕はなんと…
リールを買ってしまいました…!!
しかもずっと手を出したかったもの…中学生の頃からずっと憧れのあったものです。
あの「キィィィィ〜〜〜ン!!」って音と共にどこまでも伸びていくルアーが見たくて…!!!
え?キーンってアラレちゃんじゃないかって?
違いますよ!
じょさなんがお正月に買ってしまったもの。
それは…
17スコーピオンDC です!!
でで、でたぁ〜〜〜DCリールに手を出しやがったぁ〜〜〜!!笑
DCリールは、極端にバックラッシュが少ない、ストレスフリーなベイトリールと評判ですよね。
ですが、その性能あってかなり高価なDCリールがほとんどです。
アンタレス…メタニウム…カルコン…あぁ…手が出ない!笑
そこで出てきてくれたのがこの17スコーピオンDC。
とても安価で、そして性能もピカイチ。
昨年ほとんどベイトリールでの釣行を果たしていた僕なら、今は使いこなせるはず!!
というわけで今回の記事は…
- 17スコーピオンDCの開封
- 17スコーピオンDCの性能についてのまとめ
この2つの内容を盛り込んだ記事になっております!!
- どうしてDCリールが安価なの?
- スコーピオンDC買おうか迷っている…
- そもそもDCってなに?HGってなに?
- 実際の投げ心地は?
な〜んて思っている人にぴったりな記事になります。
ではそれではさっそく、開封記事からいってみましょう!
17スコーピオンDCを開封してみる
ついにじょさなんにもこのリールを開封する時がやってきた!
夢のDCリールだぜ!!
アメリカ屋漁具さんから購入させていただきました(^o^)
では早速開封していきましょう!!
外装
外装はこんな感じ。
いかにも「スコーピオン!!」って感じの色合いしてますね。
個人的には、リール本体のカラーもこっちの方が良かったんだけど…コスパを考えたらしょうがないね。
さぁパカパカ開けていこう!!
内容物
箱の中に入っているのは、いつもどおりの…
- リール本体
- グリス
- 取扱説明書
- 保証書
の4点!
ちなみにアメリカ屋だけでなく、どこの釣具屋でも会計の時にチェックしてくれるので…
通販じゃない限り、内容物が足りないなんてことはほとんどありません。
リール本体
リール本体が出てきた!!
やっぱり新しく手に入れたリールって、開封する時ドキドキするっていうか…(*´σー`)エヘヘ
これからよろしくお願いしますって感じです。
スプールの取り出し方
このベイトリールのスプールの取り出し部分。
スプール側面の、ブレーキシステム側だけど、少し戸惑う人がいると思います。
現に僕も戸惑いましたし…!
このブレーキシステム側の蓋を取り外す際、ブレーキ設定を変えないと、OPEN出来ない仕組みになっています。
ブレーキ設定は、同じ側面の下側にダイヤルがあるので、そこを調整。
OPEN・1・2・3・4・A
とブレーキ段階があるので、「OPEN」にしてから、その横のスイッチをCLOSE→OPENにします。
すると、パカっと開きますよ!
ブレーキシステム部分
ブレーキシステム部分を開けてみます。
こんな風に、夢のDCブレーキが確認できます。
ちなみにこのDCブレーキは、15メタニウムDCと同じ「i-DC5」というブレーキシステムになります。
ブレーキシステムなどの解説は後半の記事にて…!
それにしても、メタニウムのブレーキシステムがこんな安く手に入るなんて…凄いなぁ。
内部ブレーキシステム部分
白いコイルのような部分の根本には、「内部ブレーキシステム」が確認できます。
この内部ブレーキシステムは「ナイロン」「フロロ」「PE」のいずれかをセッティングすることで、そのラインにあったブレーキシステムを使うことが出来ます。
ちょっとブレーキシステムの変更の際は、細かい作業が必要になるので、家でラインを巻いたときに、ボールペンなんかでやると楽になります(^o^)
17スコーピオンDCのスペックを解説
ではここから17スコーピオンDCのスペック、性能を解説していきたいと思います。
よくわからずDCリールを使っている人はいないと思いますが…
これからDCリールの購入を迷っている人は知っておいて損はないはずです。
DCブレーキって何なの?
デジタルコントロールブレーキの略称です。
ベイトリールにはいくつかブレーキの種類がありますね。
- メカニカルブレーキ
- 固定式マグネットブレーキ
- 可変式マグネットブレーキ
- 遠心力ブレーキ
これらと同じように、スプールの回転量を抑えるために開発、採用されたブレーキシステムです。
公式サイトにはこのように書かれています。
「DC(デジタルコントロール)ブレーキ」は、ブレーキ力の強弱をマイコンで意図的に制御。図中赤線のブレーキカーブのように、スプール回転が急上昇するリリース直後はほぼノーブレーキで、回転がピークに達したところでブレーキ力が急激に立ち上がり、その後は必要最小限のブレーキ力を適宜加える…といったコントロールを自動的に行い、飛距離を大幅に向上させることができます。
また、向かい風による失速など、スプール回転数にイレギュラーな変化を検知した場合には、瞬間的にブレーキ力を強めてバックラッシュを回避。さらに「最後のひと伸び」を確保するためにブレーキ力を断続的に緩めたりと、従来のシステムでは考えられない高度な制御を自動で行う、最先端のブレーキシステムです。
このデジタルブレーキシステムは、電子回路により、意図的にスプールの回転量を強くしたり弱くしたりできるのが特徴です。
え?電子回路ってことは、電力が必要なの?
と思いますよね。
そうです。このリールが自分で電気を起こしてくれています。
少しDCブレーキの仕組みを解説しましょう。
DCブレーキの仕組み
DCブレーキには主に
- マグネット
- コイル
- 回転センサー
- 制御電源
の4つが組み込まれています。
まず、スプールにマグネットを固定して、その中心部にコイルをセッティングしてあります。
このマグネットが回転することにより、中心のコイル部分に起電力が発生するんですね。
どうして起電力が発生するのか?と言われると、「フレミングの右手の法則」らしいです。
フレミングって何?とか聞かれると、ちょっと戸惑っちゃうので、ここは見逃してください。笑
そして、DCブレーキには回転センサーというものも取り付けてあります。
この回転センサーにより、スプールの回転数を読み取っています。
そして、スプールの回転数に応じてグラフ (曲線)を作り、適切で無駄のないブレーキをかけています。
この全ての動作に、回転により得た電力全てを消費することはありません。
余った電力は、「制御電源」というところに充電されています。
なんてエコで高スペックなんでしょうねぇ。DCブレーキ。
HGって何なの?
ハイギアの略称です。HGがハイギアなら、XGは?となりますが、これは「エクストラハイギア」となります。
- HG=ハイギア
- XG=エクストラハイギア
で大丈夫です。
何が違うかといいますと、ギアの比率が違います。
リールのハンドルを一回転回した時の糸巻き量が違います。
知恵袋にて、素晴らしくわかりやすい回答があったのでここに転載しておきます。
2017/8/2222:06:14
HGとXGではギア比が違います。
ステラを例にとると
HGは1:5.8でハンドル一回転するとローターは5.8回転して、89cm糸を巻き取ります。
XGは1:6.2でハンドル一回転するとローターは6.2回転して、95cm糸を巻き取ります。
ただし巻き取り量が大きいということはそれだけエネルギー量が必要になりハンドルを巻くにも力が必要になります。(ハンドルを巻くときに重く感じる)
XGはルアーを少しでも早く巻きたいときに便利です。青物を釣るときはルアーを早く動かさないと見切られてしまうためにこのようなリールのほうが有利になります。
しかし、シーバスやヒラメなどのフラットフィッシュが対象魚ならそこまで早く巻き取る必要は余りないので、HGかまたは何も記号がないギア比1:5.1ハンドル一回巻き取りが78cmのほうがゆっくり巻くことができたり、ハンドルを回すのも軽いので、軽いルアーを使用したときにルアーの重さの変化でわかる魚のあたりを確実に感じることができたりして有利なときもあります。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13178406233
より抜粋
i-DC5ブレーキシステムとは?
では、DCブレーキシステムの「i-DC5」とは何なのか?
大きく分けて、2つの特徴があります。
- ルアーウェイトに応じて「5段階外部ダイヤル」を調整できる
- 「3モード内部ダイヤル」でラインの種類を選択
この2つですね。
では、この「i-DC5」の使い方を説明します。
5段階外部ダイヤルブレーキの調整目安
この外部ダイヤルは、ルアーウェイトに応じてダイヤルを回してブレーキ調整をするというものです。
まぁ〜マグネットブレーキなどとあまりニュアンスは変わりませんね!
というわけでこのブレーキの目安を記しておこうとおもいます。
- 大型バイブレーションやジグなど、空気抵抗が小さく18~30gと重めのルアーに適したポジション。
- 中型バイブレーションやスピナーベイトなど、10~20gの幅広いウエイトに対応するポジション。
- ミノーやシャロークランクといった空気抵抗が大きい8~12gのルアーにマッチするポジション。
- ノーシンカーワームや小型シャッドなど、5~8gの軽量ルアーをストレスなくキャストできるポジション。
- (AUTO)ボリューム2~4の半ばまでカバーするワイドなポジション。
個人的に、AUTOの使いやすさが気になりますが…
3モード内部ダイヤルは、そこまで説明はいらないかと!
- フロロラインを巻いていたら「F」
- ナイロンラインを巻いていたら「N」
- PEラインを巻いていたら「PE」
このように合わせてくださいね!
巻き心地はどうなの?
店頭で巻き心地を確認して…
家でも巻きまくって…
もう最高の一言しかありません…!
やっぱりSHIMANO最高…!!
しかも、この17スコーピオンDCのギアには、HGだけでなくちょっとした仕掛けが。
X-SHIPギアシステム
このベイトリールには、「X-SHIP」ギアシステムというものが採用されており、高負荷時でも力強い巻き上げを可能にします。
大物がかかってもゴリゴリ巻けるという素晴らしいベイトリールです。
ドライブギヤの径を大きくして、歯の当たり面積を増やしてパワーのロスを減らすという仕組みだそうです。
恐るべきスコーピオンDC。
何故そんなに安いの?
何故そんなにやすいのか?それには理由があります。
まず、このDCブレーキシステムは以前にSHIMANOから出た「メタニウムDC」と同じものを使っています。
そして、この17スコーピオンDCのボディですが、前作の「14スコーピオン200」と同じものです。
メタニウムDC+14スコーピオン200=17スコーピオンDC
ゆえに…このベイトリール開発のためには何も新しい技術は使われていないということです。
なるほど…そりゃ安いわけだ…。
17スコーピオンDCを少し投げてみる
というわけで、少しばかり投げてみます。
皆さんご存知かと思いますが、前の記事でロッドガイドの損傷により全く釣りが出来ませんでしたが…
おそらくこの試投の時にやっちまったのかと…。
ロッドにセッティングしてみる
このようにロッドにセッティングしてみます。
パーミングはバッチリ。
AbuGarciaのホーネットスティンガーともかなり良い感じにハマってくれます。
夢のDC音とその飛距離に感動
そして投げてみて思ったこと…
「伸びがスゲェ。」
いやほんとに…
10.6gのシンカーを軽く振っただけでシュビィィィぃ〜〜〜んっと飛んでいきます。
そして何よりも感動のそのDC音。
「キュイイイイイ〜〜〜ン…」
もう自分に酔えます。
いや…もともと釣りなんて自分に酔うものだっけ…?
それはそれは凄い投げ心地です。
なによりも、スプールからラインが出ていく時の感触が、ヌルヌルしてます。
ラインがヌルヌル出ていきます。
すげぇなぁ〜DC。
まとめると、
- 伸びが凄くて
- キュイーンって鳴って
- ラインがヌルヌルしてる
そんなリールです。
DC音の長さで飛距離が分かる
知恵袋に、「DC音の長さで飛距離がわかる。」とのことだったので、それを意識して何度か投げることにしてみました。
すると、飛距離はわかりませんが、着水時のタイミングはなんとなーく掴めるようになってきました。
じょさなん、超目悪いので、とても助かります…(泣)
なるほど、DCリールは近眼にも良いのか。なるほど。
ノーサミングでもバックラッシュしない
ブレーキシステムを「4」に設定して、10.6gのシンカーを投げると、ノーサミングで投げてもバックラッシュしません。笑
これには流石に驚き。噂に聞いていても驚きですわ…!
着水すると、自動的にスプールの回転が止まっています。
なるほど…驚異的すぎる…
まとめ:全くストレスを感じない
17スコーピオンDCのスペックは、この記事を読んでいただければ一通り理解できたかと思います。
というか…自分の勉強にもなりました。ありがとうございます。笑
にしても驚異的ですねぇ…DCリール…。
ずっと使っていたら、サミングなんて言葉を忘れてしまいそうになるなぁと思いました。
しばらく使って慣れたら、バスワンをまた投げてみようと思います。
では、自分の言葉だけではあんまり理解できなかった人のために、動画も載せておきます。
では僕はこれで!ばいばい!!