ベイトリールってどこがいいの?スピニングとの違いを再確認してみる。

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ベイトリールってどこがいいの?

paulbr75 / Pixabay

皆さん、ベイトリール、使ってますか?

自分はとりあえず釣り場にベイトタックルとスピニングタックル両方持っていくので使用頻度は半々ですね…

ここでは、ベイトリールって何なのか?どんなところで使えるのか?スピニングとの違いを調べ、まとめてみようかと思います(^▽^)/

両軸受けリール(ベイトリール)

「両軸受けリール」??

そうです、ベイトキャスティングリールは、両軸受けリールとも言うのです。

ちなみに「片軸受けリール」はスピニングかと思いますが、実は違います。フライフィッシングに用いるリールが多いです。

スピニングリールは別名もなく、「スピニングリール」としか表記されません。

そして、ベイトリールの中でも細かくすると2通りになります。

  1. キャスティング性能の高いベイトリール
  2. キャスティング性能は低いが巻きが強く、船で使用するためのベイトリール

に分かれます。

それぞれ釣具屋で、確認してから購入する必要があります。

キャスティング性能の低いベイトリールを買ってしまうと、遠くにキャストするのが難しくなります。

メリット1.ベイトリールは慣れればトラブルが少ない

ベイトリールは使い方に慣れるまでライントラブルが多いと思います。

ベイトリール特有のバックラッシュなどを起こし、ラインを出しては巻いてを繰り返して直さなければいけませんが…

なれるとバックラッシュは少なくなり、むしろスピニングリールよりもトラブルは少なくなり、釣りに専念できるようになります。

メリット2.手返しが良いので効率的

ベイトリールはその単純なキャスト方法から、かなり手返しが良く効率的な釣りができるという長所があります。

クラッチを切る→キャストする→巻く

の繰り返しなので、スピニングリールと比べると段違いに手返しが良いです。

メリット3.糸よれが無くなり、巻く力が強い

ベイトリールは、ラインを直線的に巻くことができます。

そして、直線的に巻いてるに加え、直接スプールに巻き取ることができます。

スピニングリールはベイルアームを通してラインを巻き取るので、その違いは歴然です。

直接巻く力をラインに与えられるベイトリールのほうが、はるかに巻く力が強いので、大型の根魚やバスでも難なく強引に巻き取ることが可能です。

メリット4.太いラインが使える

ベイトリールを使うなら、太いラインをお勧めします。

細いラインだとバックラッシュしやすく、太いラインはバックラッシュしにくいです。

スピニングリールで太いラインを使うと「ねじれ」が発生し、ライントラブルが起きやすくなってしまいます。

ベイトリールは、前項でも記述した通り、直線的にラインをスプールに巻き取れるため「ねじれ」が極端に少ないです。

ベイトリールのメリット→強引な釣りができる。

ベイトリールのメリットをまとめてみると、

「強引な釣りができる。」

太めのラインも使えて巻く力が強いので、これに尽きると思います。

そして、その強引な釣りも手返しが良いので…

「スピニングよりも効率よく攻めることが可能」

つまり、ラン&ガンにはもってこいのリールだということが分かります。

なら、ベイトリールに弱点はあるのか?

ベイトリールの良い点だけを述べていくと、スピニングリールよりも断トツで使いやすいリールだと思うはずです。

しかし、長所があれば短所もあります。

状況別では、スピニングの方が圧倒的に使いやすい状況というのもあります。

それも織り交ぜて、ベイトリールの弱点を紹介していきます。

慣れるまで少し時間がかかる

これが一番、ベイトリール人口が爆発的に増えない原因だと思います。

先ほどからちょくちょく出てくるワード「バックラッシュ」が、初心者にとっては大きな壁になります。

では、そのバックラッシュというのは何なのか?

バックラッシュが起きる

バックラッシュというのは、ベイトリールで起きるライントラブルの一種です。

キャストした際に、スプールの回転スピードが、ラインが放出していくスピードを越えてしまったときに起きます。

つまり、

ルアーをキャストした時。

ルアーが飛んでいる際は、「スプールの回転スピード=ラインの放出スピード」になっていると思います。

しかし、

ルアーが着水した瞬間、ラインの放出スピードは一気に落ち、「スプールの回転スピードラインの放出スピード」となります。

この状況では、

ラインは出ないのにスプールは回転している状態になりますので、リールの中でラインが盛り上がり、絡まり、バックラッシュとなってしまいます。

参照・ヲタキッシュ(利尻島在住のブログ)より

このバックラッシュを防ぐには、「サミング」という技術を身に付ける必要があります。

サミングというのは、

「スプールの回転数が多くなりすぎないよう、ラインがリールの中で膨れ上がらないように、親指の腹でスプールに触れる」ことを言います。

少し難しいとは思いますが、この技術を身に付けることにより、ベイトリールを扱えるようになり「効率よく強引な釣り」が出来るようになります。

軽いルアーはキャストしにくい

ここも弱点の一つです。

もしも無風で、軽いシンカーでゆっくりフォールさせたい時には、ベイトリールは向いていません。

何故なのか、それはベイトリールの構造上、重いルアーがキャストしやすいように作られているからです。

スピニングリールは、ベイルアームを上げることで、ラインを完全フリー状態にして放出させることが出来ます。

それに対しベイトリールは、スプールを回転させることでラインを放出します。

つまり、スプールを回転させる力が働かないと、スムーズにキャスト出来ません。

そのためには、最低でも7g…5gは厳しいかもしれません。

性能の良いベイトリール(アンタレスDCやメタニウムDCなど…)なら軽いものもキャストできるものはありますが、そこまでコストをかけたくないのであれば、スピニングリールとベイトリールの二刀流をオススメします。

まとめ

ベイトリールのメリット

  • トラブルが少ない
  • 効率が良い
  • 巻く力が強い
  • 糸よれが少ない
  • 太いラインが使える

→効率よく強引な釣りができる。

ベイトリールのデメリット

  • バックラッシュに慣れるまで時間がかかる
  • 軽いルアーがキャストしにくい。

→軽いシンカーや軽いルアーはキャストしにくい

しかし、このデメリット。

今はかなり改善されてきています。

「フィネス」という言葉を最近耳にするかと思います。

これは、「ベイトフィネスモデル」という軽いルアーをキャストするために作られたベイトリールです。

比重の重いゲーリーヤマモトのワームなどはノーシンカーでも(多少は)キャストしやすいようになっています。

でもまぁ、言ってしまえば、軽いルアーを扱うにはスピニングが良いと思います。笑

結論!

ベイトリールは慣れれば使いやすいが、スピニングと使い分けるのが一番。

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この記事を書いた人

ロックフィッシングを愛しすぎる集団。「大人になっても童心は忘れない」をモットーに活動中。
すべてのロックフィッシュアングラーへ、北海道ロックフィッシングの魅力を発信。

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