マリアのルアーは、港ロックでも投げたくなります。ミノー、シンペン、メタル系。見た目も強いし、青物やサクラマスの記事を読んだあとだと、根魚にも効きそうに見えます。
でも北海道の港ロックで、最初からハードルアーを投げる日は多くありません。足元に根がある。水深が浅い。夜は距離感が見えにくい。ワームなら止められる場所でも、ミノーやメタルは一瞬で根の上を抜けます。投げる前に、通す面があるかを先に見ます。
マリアは、港ロックの主役ではなく差し込みで使う
YAMARIA公式サイトのMaria製品情報には、シンペン、ミノー、青物寄りの大型プラグまで並びます。ブルースコード C60、サウザー S60、タイトスラローム 80のように、港で投げたくなるサイズもあります。
ただ、港ロックで最初に投げるならワームのほうが楽です。底で止められる。壁際で沈められる。根の手前で待てる。ハードルアーは止める幅が少なく、根が近い港ではすぐ引っかかります。だからマリアは、主役ではなく「今日は横に通せる」と見えた時の差し込みでいいです。
先にワーム形状、スイミング、岸壁際を見ます。ハードルアーでやりたいことが、ワームで足りるなら買い足しは急がなくていいです。
根の上を横に通せる日だけ、ミノーを見る
ミノーを港ロックで使うなら、根の上に水が残っている日です。浅い根、明暗の境目、岸壁から少し離れたブレイク。そこを横に通せるなら、ミノーは効くことがあります。逆に、足元がすぐ根、底を触らないと反応がない日、夜で距離が見えない日は、ワームのほうが安全です。
タイトスラロームのような小型ミノーは、港内で見たくなるサイズです。ただ、ロックフィッシュ狙いなら、長く引き続けません。根の上を短く通す。明暗を一回切る。追わせたら止めすぎない。ミノーを根魚用にするなら、投げる距離より通す角度です。
根を触るなら根掛かりしにくいリグ、底に戻すならリフト&フォールも近いです。ミノーで反応がなければ、粘らずワームへ戻します。
シンペンは、浅い港と明暗で短く使う
ブルースコードやサウザーのようなシンペン系は、浅い港や明暗で使いやすい場面があります。浮きすぎず、沈めすぎず、ゆっくり横へ通したい時です。港内で小魚が見える、表層でガヤや小型ソイが触る、根の上に水がある。こういう日なら短く試せます。
でも、シンペンは沈みます。夜に沈めすぎると、すぐ根へ行きます。港ロックで使うなら、カウントを取りすぎない。足元まで引き切らない。根の手前で回収する。ここを決めておかないと、ただルアーを失くす釣りになります。
表層の魚が多いならガヤとエゾメバル、ソイを見たいなら北海道のソイ、小さいアタリが続くなら小さいアタリの掛け方へ戻します。ハードルアーで魚種を見失わないようにします。
青物の日は、Mariaを投げても港ロックへ戻る線を持つ
Mariaにはレガート F230やボアー SS195のような青物寄りの大型プラグもあります。こういうページを見ると、フクラギやブリの日に港へ行きたくなります。
ただ、港ロックの記事として見るなら、大型プラグは別枠です。青物を朝だけ見るならいい。でも、そのまま根魚もやるなら、道具が重くなります。青物用ロッド、大型プラグ、根魚ワーム、ライト、小物。全部持つと、港で動きが鈍ります。
青物と混ぜるなら、フクラギ・ブリの日、サクラマスの日、カラフトマス時期へつなげます。青物を見たあと、足元の根魚へ戻れる荷物にしておきます。
濁りや雨後は、水押しより立ち位置が先
濁りの日は、ハードルアーの水押しが欲しくなります。ミノーやシンペンで魚に気づかせたい。そう思う日もあります。ただ、濁りで一番大事なのはルアーの強さではなく、魚が寄る場所です。壁際、流れ込み、角、足元の明暗。そこを外すと、強いルアーでも空振りします。
雨後や濁りの日にマリアを使うなら、広く投げるより、魚が寄りそうな面だけ短く通します。根の上を一本、壁際を一本、明暗を一本。反応がなければワームへ戻す。濁りの日にルアーを替え続けると、釣りが散ります。
濁りの日の港ロック、雨後の港、風裏を先に見ます。ハードルアーは、場所が見えたあとに少しだけです。
Mariaを買い足すなら、ミノー・シンペン・青物プラグを同じ日に増やさない。
港ロックで使うなら、根の上を通す小型ミノーか、浅い明暗のシンペンを一つ。青物用大型プラグは別の日の道具として見ます。買う前に釣具店前の買い物リスト、買いすぎない道具セット、タックルブランドの基本で、同じ役を増やしすぎないようにします。
ラインとロッドが合わない日は、投げる前にやめる
ハードルアーは、ワームよりラインとロッドの差が出ます。ロッドが柔らかすぎると動きがぼやける。ラインが太すぎるとレンジが上がる。リーダーが短すぎると足元で擦れる。軽いルアーを向かい風で投げると、飛ばずに戻ってきます。
Mariaを港ロックで投げるなら、ロッド長さ、リール番手、ライン号数、フロロリーダーまで合わせます。ブランドならヤマガブランクス、ヤマトヨテグス、バリバスも近いです。
合わない日は投げない。これはかなり大事です。ハードルアーは楽しいですが、合わない日に投げると、根掛かりと疲れだけが残ります。
夜は、ハードルアーより足元と戻り道
夜の港でハードルアーを投げると、距離感が消えます。どこまで沈んだか、足元の根まで何メートルか、回収前にどれくらい浮いているか。昼なら見えることが夜は見えません。ここで無理をすると、ルアーも足元も失います。
気象庁の警報・注意報、気象庁の気象マップ、海の安全情報、海上保安庁の釣り装備は、外向きや夜の港へ寄る前に見ます。足元はスパイクブーツ、灯りはヘッドライトと予備電池、帰りは夜の戻り道です。
夜の港ロックでは、Mariaを投げるよりワームへ戻したほうが釣りが安定します。どうしても投げるなら、足元が見える場所で短く。暗い外向きで遠くへ投げる必要はありません。
Mariaは、投げる日より外す日を決めると使いやすい
マリアのルアーは、港ロックでも使える場面があります。根の上を横に通せる日、浅い明暗、青物の気配がある朝、濁りで魚へ気づかせたい日。そこだけ短く入れるなら面白いです。
ただ、毎回の一投目にする道具ではありません。底を止めたい日、小さいソイやガヤが多い日、夜で距離感が見えない日、外向きが荒れている日。そういう日は外します。
Mariaは、ハードルアーを増やすためではなく、ワームで届かない横の動きを少し足すために使います。投げる日より、外す日を決めておく。そのほうが港で迷いません。